採用がうまくいく企業の特徴とは?成功事例から解説

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人事・採用担当の皆さま、毎日のお仕事、本当にお疲れ様です。「採用・人事の知恵袋」ライターです。

「求人を出しても、まったく応募が来ない…」 「面接のドタキャンや内定辞退が続いて、現場から『まだ人は来ないのか』と急かされる…」

日々の業務の中で、このようなプレッシャーに押しつぶされそうになっている人事担当者様は非常に多くいらっしゃいます。深刻な人材不足が続く中、思うように応募数が集まらず、焦ってさまざまな媒体に手を出した結果、採用コストばかりが膨らんでしまう。こうした採用課題は、どの企業にとっても共通の悩みの種です。

しかし、同じように厳しい労働市場にありながらも、安定して優秀な人材を獲得し続けている企業が存在するのも事実です。今回は、人材獲得競争を勝ち抜く企業にはどんな共通点があるのか、「採用に成功している企業の特徴」を紐解きながら、明日から実践できる採用戦略のヒントを解説します。

なぜ明暗が分かれるのか?採用に成功する企業の特徴

人材の採用がうまくいく企業とそうでない企業の違いは、決して「会社の知名度」や「給与の高さ」だけではありません。採用活動がスムーズに進んでいる企業には、共通する「成功のパターン」が存在します。

1. 求める人物像(ペルソナ)が驚くほど明確

採用がうまくいかない企業の多くは、「とにかく誰でもいいから来てほしい」「コミュニケーション能力が高くて元気な人」といった、曖昧な条件で募集をかけてしまいがちです。一方で、成功している企業は、「今の現場にはどんなスキルが必要で、どんな価値観を持った人が自社の風土に合うのか」を徹底的に言語化しています。ターゲットが明確だからこそ、求職者の心に刺さるメッセージを発信できるのです。

2. 経営層・人事・現場が一体となっている

採用活動を人事部門だけに丸投げせず、経営トップが採用にコミットし、現場の社員も協力的な企業は強いです。現場のリアルな声や仕事のやりがいを求職者に直接伝えることができるため、入社後のミスマッチを劇的に減らすことができます。

厚生労働省の調査においても、現在の求職者は就職先を選択する際、「仕事の内容」や「働きがい」「職場の人間関係」を非常に重視する傾向があることが示されています。

(引用元:厚生労働省「令和5年版 労働経済の分析」

つまり、自社のリアルな魅力を会社全体で言語化し、求職者に寄り添った情報提供ができているかどうかが、採用活動の改善における重要な鍵を握っているのです。

採用戦略を成功に導くための具体的なステップ

では、自社の採用活動を見直し、採用戦略を成功させるためには、具体的にどのようなステップを踏めばよいのでしょうか。

自社の「強み」と「弱み」を正直に洗い出す

まずは、自社が求職者に提供できるメリット(働きやすさ、スキルアップの環境など)を整理しましょう。同時に、残業時間や休日の少なさなど、弱みとなる部分も隠さずに把握することが大切です。弱みを隠して採用しても、結局は早期離職につながってしまいます。「今はこういう課題があるが、こういう改善を進めている」と誠実に伝える姿勢が、求職者の信頼を生みます。

ターゲットに合わせた手法(チャネル)の選定

ハローワーク、求人サイト、人材紹介、SNS、リファラル(社員紹介)など、採用の手法は多岐にわたります。求めるターゲット層が普段どこで情報収集をしているのかを分析し、最適な手法に予算とリソースを集中させることが、効果的な人材の確保に繋がります。

【採用成功の事例】応募数増加とコスト削減を両立したアプローチ

ここで、当社がサポートさせていただいたある企業の採用を成功させた事例をご紹介します。

地方で製造業を営むB社では、長年、若手社員の採用に苦戦していました。「製造業=きつい・危険」というイメージが先行し、求人広告を出しても応募数はゼロ。焦ったB社は、複数の媒体に追加で広告費用を支払い、採用コストは跳ね上がっていましたが、それでも状況は好転しませんでした。

そこで私たちは、B社と根本的な採用の戦略を見直すことにしました。 まず、現場の若手社員にインタビューを行い、「なぜこの会社で働き続けているのか」をヒアリングしました。すると、「残業がほとんどなく、趣味の車いじりに没頭できる時間が取れるから」「先輩が丁寧に教えてくれて、人間関係のストレスがないから」というリアルな声が次々と出てきたのです。

B社は、これらの「現場の生の声」を求人原稿のメインメッセージに据えました。ターゲットを「バリバリキャリアを積みたい人」から「プライベートの時間を大切にしながら、コツコツと技術を身につけたい人」へと明確に絞り込み、写真も社員の自然な笑顔が伝わるものに変更しました。

結果として、このメッセージはターゲット層の心に深く刺さり、求人広告の出稿媒体を絞ったにもかかわらず、応募数は前年比で3倍に増加。自社の風土に合った人材を採用できたことで、無駄な広告費を抑え、一人あたりの採用コストを大幅に削減することに成功しました。これは、自社の魅力を再定義し、発信方法を変えるだけで結果が大きく変わるという見事な採用改善の事例です。

まとめ:自社らしさを武器に、選ばれる企業へ

人材採用は、自社と求職者との「お見合い」のようなものです。背伸びをして自社を大きく見せるのではなく、ありのままの魅力や課題を誠実に伝え、それに共感してくれる人を探すことが、最も確実で持続可能なアプローチとなります。今回ご紹介した特徴や事例をヒントに、ぜひ自社の採用活動を振り返ってみてください。

自社の魅力の打ち出し方や、ターゲットに響く求人原稿の作成についてお悩みの方や、最適な人材確保・活用を検討されている企業様は、ぜひ一度ワークスタッフまでお気軽にご相談ください。貴社の状況に合わせた最適なプランをご提案いたします。

この記事を書いた人:ワークスタッフ ブログ編集部

総合人材サービスを展開する株式会社ワークスタッフのブログ編集部です。平成10年の創業以来培ってきた人材ビジネスのノウハウを活かし、企業の採用活動や人事労務に関する役立つ情報を、当社の経験を踏まえてわかりやすくお届けします。

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